以前、部屋のスペースがなくなってきたことや、つねに「あの本も読んでない、あれも読んでいない」と感じるストレスを軽減したいなどの理由から本の整理を始めた話を書きました。話が途中で終わったまま、気がつけば1年以上が経過。

「年内に本棚にすべての蔵書が収まる」ことを昨年の目標にしていたのですが、以前よりは収まってきたものの、目標は達成できませんでした。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言でほとんど家にいて家のことをする時間が増えたので、本や雑誌、書類の本格的な整理を再開しました。
  • かつて勉強・仕事のために使っていたが今はもう使っていない
  • 内容がもう古い
  • 未読ながら今後読む可能性が低そう
という点を中心に、処分する本をピックアップしています。

洋書や専門書を引き取ってくれる業者を探す
20年ほど前、まだ日本でほしい洋書を手に入れるのが手間だった頃、アメリカで買ったり、アメリカのアマゾンから入手したNPOや社会科学系の本を含め、市中の古本屋では引き取ってもらえなさそうな本が多くあります。神保町に行けば少しは値がつくかもしれませんが、分類して連絡して持って行って・・・という時間も手間もかけられないので、専門書・洋書でも買い取る業者を見つけて、そこに引き取ってもらっています。悪質業者とか、対応がひどいという話や経験は今のところないので、数回利用しています。

その業者は、海外の雑誌は引き取ってもらえないのですが、日本の雑誌なら発行10年以内のものは引き取ってくれるのは嬉しいです。ある程度の書き込みや「蔵書シール」などが貼ってある本でも引き取ってくれます。手放した本が、誰かの手に渡って新しい人生(本生?)があることを願っています。

引き取りから査定額の通知、そしてその査定額に同意してから振り込みまでも、今のところ迅速(数日以内)に対応していただいています。


ブクログを利用
処分した本や雑誌のアイテムごとの査定結果を通知してもらうために、ブクログを利用しています。蔵書管理としても利用していて、蔵書管理としても本やCD、DVDなどを「本棚」に登録できます。読んだ本・読み終わった本・読みたい本・積読の4つの読書状況に分類もできます。本棚は他の人と共有することもできます。

ブクログはブラウザ上でも操作できるのですが、アプリをスマホにダウンロードし、IDなどを登録します。アイテム登録には、ブクログの「さがす」という機能で、タイトルや著者、キーワードなどを直接入力して登録したい本を探す方法と、バーコードをスキャンして探す方法があります。

バーコードをスキャンする方を選ぶとバーコードリーダーが現れるので、赤い枠線に本のバーコードが来るようにするだけです。読み取り精度・速度ともに問題なしです。ただし、昔の本や雑誌、洋書などは、バーコードが読み取れなかったり、まったく異なる書籍が結果として表示されたことがありました。また、古い書籍にはバーコード自体ない場合もあります。その場合は、タイトルや著者などを入力して検索します。

検索結果が表示されたら、本棚登録をします。感想や読書メモを加えて、書いた内容をふくめて他の人と本棚を共有することもできます。本棚にはタグがつけられるので、たとえば処分予定の本には(たとえば2020年5月なら「202005」などの)タグをつけておきます。

私が利用している古本買取業者は、買い取って欲しい本などのリストを作ると、アイテムごとに査定額を押してくれます。そこで、ブクロクの本棚のデータを「エクスポート機能」で取り出し、エクセルで表にして、さきほどつけておいたタグを使いながら処分予定のアイテムのリストを作成します。

なお、私が使っている業者は、前述のように、本にラベルが貼ってあったり書き込みがあったりしても、引き取ってはもらえるのですが、簡単な作業で可能な範囲で処分前にきれいにします。「査定額があがるかも?」という期待より「今までうちに来てくれてありがとね」という感謝の気持ちも込めます。

本のテーマによっては、まず、周りの人に欲しいか訊いたりもします。


後戻りはしない・・・
「その本が本当にまた必要なときがあるのか」と自問し、「・・・あるかも!」とすべて手元に置いていは部屋の整理整頓は進まないと自分を言いきかせてきました。

ところが、先日いただいた翻訳のご依頼をお引き受けした時のことです。洋書の翻訳本が引用されている箇所がありました。元々の出典が、まさに私がこの前処分した原書。今ではその原書の新版が出ているのですが、引用は初版。私が持っていたものです。ご依頼主も原書はお持ちではないとのことで、相談の結果、その箇所はできる限り英語にして納品ということになりました。このとき「処分しなきゃよかったー!」と激しく後悔し、「ほら、こういうときのために取っておくのよ」とも思ったのですが、「ここで後戻りしてはいけない」と、自分に言い聞かせて、本や雑誌、書類の整理は続きます・・・。


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提供者:Mike Bird