前記事「SDGsゲーム体験(1)」の続きです。

アクションによっては、指標のどれかが一定のレベルに達していないとできないアクションもあります。経済の指標があがっても住民の暮らしの指標は下がったり、暮らしが便利になるかと思ったら若者の人口が流出して人口指標が下がってしまったりと、あくまでもゲームではありますが、なかなか難しかったです。

私は、なんと、一番に自分のゴールを達成することができました!

しかし、最終的に、私たちは、環境と人々の暮らしの指標はかなり上げられましたが、人口減少はとめられませんでした・・・。

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環境が突出してレベルがあがったのですが、人口は減少してしまいました。



前述のように、私は初めてだったので、まずはプレイしながらルールを理解するのに必死でした。他の方との協力はしたのですが、全体の方針を話し合うという視点を持つにいたりませんでした。どのプロジェクトを優先させるかなど「まち全体」としてのあり方を決めていくと、また違った結果になったと思います。 

とてもなごやかな雰囲気でゲームを進めていたので、自治体に資金援助を頼みに行くと、その自治体の担当者の方が事務局に何か依頼に行っていなかったりすることがあると「あの自治体の職員は中央におうかがいばかり立てに行っているなぁ。どっち向いて仕事しているんだ?」などと冗談を飛ばす場面があったり、その自治体に資金援助をお願いするにあたっては頭を下げながらプレゼンをしたりと、アドリブ?を入れながら楽しみました。 

あくまでもゲームはゲームで、現実世界よりずいぶんと簡略化されています。しかし、対話や優先順位をつける重要性や、自治体と住民との関係をどう作るかなど、ゲームを通して気づく視点はいろいろあります。本当にどこかの町で住民と自治体で、その町の課題などを話し合うのに使えて効果があれば面白いでしょうし、住民が自治体を担当するなど、役割を変えれば、お互いの考え方や行動パターンが理解できて、お互いの立場を理解しながら行動できるようになるかもしれません。ゲームを楽しむことや、ゲームでゴールすること、ましてやゲームをすることがSDGsの取り組みだとアピールすることが目的ではなく、このゲーム経験がこれからのまちづくりに活かせるかが一番大切です。 

このゲームは、参加人数や、東京などの都市部を想定して実施するのと中山間地域などを想定して実施する場合など、状況や設定によってゲームを進める公認ファシリテーターの方がカードの構成を変えたりするそうです。 

ゲームについて、うまく伝えきれていないかもしれません。興味がある方は、一度プレイされるといいと思います。カードは市販されていないので、現段階ではイベントに参加する、という方法しかないと思います。 

イベントのお知らせは、SDGs de 地方創生のサイトで見ることができます。また公認ファシリテーターの方に依頼することもできると思うので、お近くでのイベントがないときには国内各地区のファシリテーターの方を探してご相談、ということになるでしょう。

イベント終了後は、会場のビルの1階に入っている、綴café(つづりカフェ)でランチをいただきました。地元の野菜を使ったお食事が身体に優しくしみわたりました。食後にオーダーしたカフェオレは、私が高校生のころ雑誌で見てあこがれていたカフェオレボウルに入っていて理想的!ちょっと興奮してしまいました(笑)

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