仙台で『NPO法人のためのリスクマネジメント講座でした」でご紹介したように、先日、仙台にうかがったのですが、そのまま東京へは戻らずに、18日(土)に一般社団法人SDGsとうほくが共催する「SDGs de 地方創生」カードゲーム体験会に参加してきました。

「SDGs de 地方創生」カードゲームについては、こちらのサイトをご覧いただくとよいかと思いますが、プレーヤーが住民か自治体のどちらかの立場となり、自治体は独自のアクションを進めたり、住民のアクションへの資金援助などをしながら自治体の人口を増やし(あるいは減らさず)、経済、環境そして暮らしをよくしていくために必要な資金や人を確保して地方創生のシミュレーションをしていきます。

この日の参加者は、私を含めゲーム初体験の方も多かったですが、なかには2回目、3回目という方もいらっしゃいました。
参加者は、
  1. 各参加者の立場(自治体と住民、住民としてもどういう役割かなど)と、ゲーム中個人としてSDGsのどの目標をいくつ達成することが求められるかについて書かれたカード1枚
  2. SDGsのどの目標に関係しているかが記された「アクション」カード複数枚
  3. どのような職業や立場の人がまわりにいるかがわかるカード複数枚
  4. 「お金」カード複数枚
をセットで受け取ります。自治体の立場の人はまた異なるカードがあります。

私は観光事業者としてSDGsの17の目標のうち目標11「住み続けられるまちづくりを」に関するアクションを4つ以上、自分で達成することが求められました。

配られたアクションカードは必ずしも自分が取り組むべき目標に関するものとは限らないので、個人としてのゴール達成をめざしつつ、他の人とカードを交換するなど協力をしながら、全体でひとつのまちとして人口・経済・環境・暮らしの4指標の数値を「上げて」いきます。

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ゲーム開始時。すべての指標が5です。

プレイして一定の時間が経つと、人口指標が1減ります。また、アクションを達成してみると、4つの指標のどれかが上がったり下がったり、あるいはまったく変化をもたらさなかったりします。スタートはすべて指標が「5」です。どのアクションが、どの指標にどう影響を与えるのかは、事務局に「アクション実施できます」と申告するまでわかりません。「これは経済的効果があるんじゃないか?」と期待していくとあてがはずれたりして、予測が難しく感じられました。事務局で「アクション終了」を示すカードと、そのカードに示された新たなアクションやお金、人材のそれぞれのカードがもらえる枚数だけ新たにもらって、さらに「取り組み」を進めていきます。

指標の上下は参加者全体に影響するため、ホワイトボードに色分けした磁石を指標に足したり減らしたりすることで、全員にわかるようにしていきます。アクションのなかには、ある指標が一定のレベルに達していることが必要で、指標の上下が参加者の進めているアクションの可否につながるため、プレイするうちに、この指標の変化について声を出して周知をはかるようになったり、自分に必要なアクションの種類(教育、まちづくりなど)や、必要な「人材」がいないかなど、お互いに声をかけあうようになっていきます。

ある人のところに「大学生」カードが集まってしまって「大学生があまっている」状態になってしまいました。「誰か大学生いりませんか?」という呼びかけに、かつて大学のボランティアセンターで働いていた身としては「学生が押し寄せましたか?役にたちませんか?」と、つい他人事ではない気になってしまいました(笑)

この後の話は「SDGsゲーム体験(2)」でご紹介します。