本(や雑誌)を減らそうとしている話を書きたいと思います。ちょっと長くなりそうなので、何回かに分けて、つらつらと書いてみます。

 

本が増える

調べ物のために本や雑誌を買うので、せまい部屋の本棚がいっぱいになります。

 

調べ物を始めると、さまざまな資料をまず手元に集めて読んでみてから考えをめぐらしたくなる性分で、気がつくと本や雑誌を何冊も買ってしまいます。図書館を利用することもありますが、調べ物で読みたい本や雑誌が近くの図書館を通じてすべて見つかるわけでもなく、またすべてがすぐに取り寄せられるわけではないので、やはり購入するものがでてきてしまいます。


とくに20年〜25年くらい前は日本で洋書を手に入れるのが大変だったので、アメリカに行けば本をせっせと買って持って帰ってきていました。日本でアマゾンがサービスを開始する前は、アメリカのアマゾンを使って洋書を日本に取り寄せていたこともあります。

 

 

視覚と触覚で読みたい

今は電子書籍になっている作品も増えていますので、そちらを買えばスペースをとらないのでしょうが、手元にないと本を持っている実感がわきにくかったり、思いついたことをメモ用紙や付箋に書いて該当するところに貼ったりして「目と手」から知識をえて考えたくなってしまいます。

 

先日、調べ物をしていてある洋書を入手したくなり、アマゾンで検索したら見つかったものの、印刷された本は納期がかかりそうで、久しぶりに電子書籍(Kindle版)を買ってみました。Kindleを起動させてみると、気になるところを蛍光ペンでハイライトしたり、メモとしてテキストをコピー&ペーストしてそれを出力できたりするようになっていました。便利になったなあと思いました。この感覚が強くなってくれば、物理的なスペースをとることが少なくなるかもしれません。

 

すでに手元にある本を電子化する方法もありますが、電子化したらその本の存在自体を忘れてしまいそうです。忘れても事足りているならそもそもその本は不要だったということなのでしょうが、まだそこまで思いきれません。また「停電になったら読めない」と考えてしまって、電子化に至っていません。雑誌の記事や印刷資料をスキャンして電子化し、「ペーパーレス」(紙の資料をなくす)ならぬ「レスペーパー」(紙の資料をより少なくする)は、しています。

 

 

本が活用できない

このようなことから、「いつか読みたい」「読まなきゃ」と思いながら読みきれていない積読ライブラリが立派になっていきました。現在は、本棚のすべての棚には本が前後2段に並べられ、それ以外にも本をつめこんだ段ボールの箱が増えました。当初はテーマごとに本棚のスペースを分けていたのですが、増えすぎて本を買っても該当するスペースに入れることができず、ねじこめそうなところに置いたりしていました。

 

そうすると調べ物をしているときに「このテーマならここに置いてある本を見ればいい」というわけにいかなくなり、本棚を眺めまわすことになります。本がぎゅうぎゅうに詰まっているので本棚の後段にある本や箱の中の本を確認することがめんどくさくなりました。せっかく手元に本があるのに、それが活用できていないのです。

 

 

自分で自分にストレスをかけている

前述のように「読まなきゃ」という思いが頭の片隅に常にあるため、自分で自分をおいつめていました。ここ数年、仕事で大きなストレスを抱えていた私は、自分でコントロールできる範囲で精神的な負荷をかけないようにしたいと思っていたので、本来もっともリラックスできるはずの自分の部屋でストレスがたまるのは良くないことでした。

 

「自分で自分の精神状態を悪くすること」はやめたいと思うようになっていたのです。

 

 

「人生の終わり」を意識するようになった

本の整理の話としては大げさなことかもしれませんが、年を重ねてくるにつれて、いつまでかはわからないものの「自分の人生には限りがある」ことをだんだん実感するようになってきたことも、本の整理をしようと思ったきっかけです。

 

ここ数年で、同世代の方が何人か亡くなることがありました。同世代の友人からも、その友人のお友だちや仕事関係の方でもそういう話を聞くようになりました。

 

年を重ねてくれば当たり前の経験なのかもしれませんが、そのような話を聞くなかで、いつ自分にやってくるかわからない人生の終わりに「若いときにあれをやっておけばよかった」という後悔をできるだけ少ない生き方をしたい、と考えるようになりました。本についても、後悔のない読書をしたいと思うようになったのです。

 

            

 

このように、

1)部屋のスペースがなくなってきたのを何とかしたい
2)本によるストレスを軽減したい
3)読書で(人生を)後悔したくない

という主に3つの思いから、苦手だった本の整理を始めました。

 

とはいえ、本への愛着(未練?)はあるし、勉強のために本は買うので、すぐに劇的な変化をとげるとは思えません。まずは読書量を増やしながら手元に置いておく本かどうかを判断しつつ「年内に本棚にすべての蔵書が収まる」ことを目標に本を整理していきたいと思います。

 

現状が恥ずかしいので写真を撮ってアップすることはできませんが、目標を達成するモチベーションとするためにも、ブログで経過を書いてみようと思います。

 

すでに想定していた以上に長い記事になりました。最後までお読みいただいてありがとうございます。