あっという間に1月も終わろうとしています。

今日、1月27日は「ホロコーストの犠牲者を想起する国際デー(International Holocaust Remembrance Day)」です。1945年のこの日にアウシュビッツ収容所が解放された日にちなんで国連が定めた国際デーです。

今年のこの日によせられた、グテーレス国連事務総長からのメッセージです。 (国連広報センターのサイトです。)

"We must stand together against normalization of hate."(「私たちはともに 憎悪を当たり前とする動きに立ち向かわなければなりません。)

グテーレス国連事務総長のこの言葉に強く共感します。この日は、70年以上前におきたことを想起するだけでなく、現代における差別や差別に基づく憎悪や暴力にどう取り組むかを考えなければならない日なのです。
1月31日には国連本部で、記念イベントが行なわれます。テーマは"Holocaust Remembrance and Education: Our Shared Responsibility"(ホロコーストの記憶と教育:私たちが共有する責任) として、ホロコーストのようなことが二度と繰り返されないための教育の重要性を訴えるものとなっています。

収容所経験者も、戦後70年以上経ち、どんどん少なくなっています。rememberanceとは「忘れないこと」。「ただの記念日」にならないよう、この日だけ思い出すのではなく、日々の生活のなかで、グテーレス事務総長の指摘する「憎悪が当たり前となる」(憎悪のノーマライゼーション) 状態を回避することが、私たち一人一人の責任なのです。