12月3日(土)にテレビでも放送されていた「M-1グランプリ」。漫才の頂上戦ということで、多くのコンビを組んでいる芸人さんたちがしのぎを削る年に一度の大会ですね。

私は、家にいればテレビの前で気楽にネタを見て笑ったり「こっちの方が面白かったかな」と評価したりするだけの「一視聴者」でしかありません。

でも、今年は、いまだになんだか頭から離れないできごとがありました。

審判員のおひとり、上沼恵美子さんのマヂカルラブリーへのコメントです。 
私は、上沼恵美子さんが彼らにつけた点数がおかしいという話をしたいのではありません。お笑いの先輩として、マヂカルラブリーが選んだネタについて思うところもあったのでしょう。

ただ、上沼さんが司会の今田耕司さんからコメント求められた時に、ネタの題材や構成やコンビの間の取り方への批評といった「彼らのステップアップ」につながりそうな点にはふれずに、「好みじゃない」と言ってしまったことが、気になっているのです。

私の記憶が正しければ、今までにも「こういうのは嫌いじゃない」とか「好き」とかコメントされた審判員の方もいらっしゃったと思います。好き嫌いや、場合によっては同じステージに立ったことがあるなど「良く知ってる」(あるいは「仲がいい?」)ことが判定に影響したことが、今までもあったかもしれません。(こう書いてみて、「貴乃花親方が土俵での真剣勝負に影響することを嫌う」と言われているのはこういう話?と、思ってみたり・・・。違うかもしれません

上沼恵美子さんが「好みじゃない」と点数を下げたのだとしたら、今後のM−1では「審判員に気に入るようなネタを」と、ある意味「媚をうった」展開になってしまうのではないかと、大会運営に影響を及ぼしかねない一言だったのではないかなと、思ったのです。

審判員で90点台をつけた方はいらっしゃらなかったし、どっちにしても出場者は「テレビで放送できるネタを選び、審査員の好みはもともと意識している」など、あるかもしれません。(忖度、ですね。)上沼さんも「好みじゃないから点数下げた」と述べたわけではありません。

「好みじゃない」発言と採点の関連はわかりませんが、もし、関連があるのであれば、あるいはそういう観点から審査員が採点する大会になってしまうのであれば、人気投票番組でいいのではないのかなと、ふと、思ったのでした。

深堀りしようという話ではないのですが、なんだか、いまだに、ちょっと、ひっかかりがあったできごとでした。

マヂカルラブリーの「来年は上沼さんを笑わせる」という一言は良かったですね。また挑戦してほしいです。「やっぱり好みじゃないけど、その展開には脱帽した!」と、言われたらいいですね!

ちなみに、私はトップバッターだった「ゆにばーす」と(昨年に続き)「スーパーマラドーナ」にとくに笑わせてもらいました


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