「筆談ホステス」として知られた斉藤里恵さんが東京都北区議会議員選挙で当選されたのをうけ、聴覚障がいの方が議員として議会に参加するために北区では400万円をかけて、議場での議員などの発言を文字化したり、斉藤議員の発言はパソコンで入力されたものが表示されるとのこと。
 
東京・北区議会:これが斉藤里恵区議支援のIT装置です 

もしこれを「1人の聴覚障がい者のために400万円もの税金が・・・」なんて思ったら大間違いだと思います。
まずこの区議会でも、聴覚障がい者の方の傍聴にも活用が期待されますし、今後も彼女以外にも聴覚障がいを持った方が議員になるときにも活用されます。議員が一時的に発話が難しい状況になっても使えます。

それに何しろ、彼女に投票した人たちも後ろにいる(つまり「民意」がある)と思えば、彼女1人のためにという理屈は成り立たないと思います。

システムは今後まだ精度を上げる必要もあるようですが、活用してこそ改善もされるし価格も下がるでしょうから、他の議会や、民間の様々なシーンで このような「バリアフリー」を実現してほしいと思います。

いくつかのテレビ報道番組で、実際にシステムを再現していましたが、画面には発言者の名前も表示されるようになっていました。

・・・ということは、これを使えば、昨年の都議会での「早く結婚しろ!」などの「セクハラ」やじ問題や、国会での品のないやじなどは誰が言ったか、あるいは「言った」「言わない」問題の解決に一役買うのではないでしょうか?

つまらないやじで発言を妨害し、事実や情報とその分析で他の議員と議場で正面から対決できない議員を特定できれば、「こんな人を議員として送り出してしまった」選挙民がアフターケアで次は票を入れないと決めることもできるかも。

そう思うと、今回のシステムは使い道が広がりそうだし、なかなか議会を傍聴できない人の中にも投票材料が増えて、議員ももっと自覚を持つことが期待できそうな?・・・巡り巡って、日本の民主主義のレベルがアップする気がしてきました 

飛躍しすぎでしょうか!?